大学生の時にうつ病発症。治療後に適応障害になりました。【体験ブログ】
精神科に入院することになり、仕事を辞めて退職
私は38歳の男性です。以前大学生の時にうつ病になり治り、介護の仕事をするようになりました。
33歳の時に仕事のストレスが悪化してしまい、精神科に入院することになり、仕事を辞めて退職することにしました。
入院施設はは地元の大学病院です。
適応障害と言われて、治療方法は森田療養をやることになりました。
森田療法とは、独自の「絶対臥辱」という治療法を含む入院療法と、外来治療があります。
「絶対臥辱」というのは、患者を一週間外界から遮断し、ひとつの部屋に閉じ込め寝たきりにして、食事や洗面のほかいっさい気晴らしをさせないというものです。
こうすることによって、それまでの不安や苦悩とじかに向き合い、自分のなかにある活動欲を自覚します。
その後、作業療法に入り、事実に立脚してものごとを見、考え、行動することを学びます。私は入院して森田療養をやって精神を鍛えていき退院しました。
今は介護施設で介護福祉士と介護支援専門員の仕事をしています。
退院後はまた介護の仕事を就きたいと思い、面接を受けて合格して、介護施設で介護福祉士と介護支援専門員の仕事をしています。
精神科外来受診に毎月通い、薬を飲みながら仕事をしています。
吐き気がたまに有りますが頓服で吐き気を止める薬を飲みながら仕事をしています。
適応障害になった時は、何で自分ばかりこんな不幸な目に合わないといけないと毎日毎日嫌な気持ちで過ごしていました。
今は、考え方をかえて、吐き気やストレスがたまっても仕方がないと思い無理しない程度に仕事を頑張っていこうと思うようになり、ストレスと上手く付き合えるようになってきました。
入院して、私よりも、精神疾患が悪い患者さんを見てきて、私はまだまだ体も精神も良いのだから、自分の頑張れる範囲でやっていこうという気持ちになりました。
最近はストレス社会で心が病んでいる人がたくさんいます。
私は適応障害になってみて、頑張ってやれる所は頑張って、頑張っても無理な所は諦めることも必要だなあと思うようになりました。
ストレスで苦しんでいる人は、私の考え方を受け入れて生活していくと気持ちが楽に生きていけますよ。
これから仕事をしていき、また潰れないように、自分のメンタルケアをしっかりしていき、充実した人生を送っていきたいと考えています。
またボランティアで精神疾患の患者さんと接したりして社会に貢献していきたいと思います。
確かに心が病むことは不便ですが、不幸ではないことを伝えていきたいと思っています。適応障害と今後もうまく付き合っていきます。