石田明さんの場合。【うつ病の芸能人・有名人】
過去にうつ病であったことを告白しているNONSTYLE石田明さん
石田明さんは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属している、日本のお笑い芸人、俳優、演出家、脚本家です。NON STYLEでは主にボケを担当しているのですが、まれにツッコミとネタ作りを担当するそうです。
そんな石田明さんは、過去にうつ病であったことを告白しています。
石田明さんは2000年、東淀川高等学校で仲が良かった井上とともにNON STYLEを結成します。
石田明さんの衣装は、基本的に全身白であることが多くなっています。
全身白の衣装がトレードマークとなったきっかけは、井上に「ボケやったらもっと明るい色を着てこい」と言われたことであったのですが、それに納得できず、反抗心から全身白にしたという経緯があるそうです。
衣装はネクタイ、シャツ、パンツ、靴、ベルトを毎回変えているそうなのですが、本人曰く「誰にも気づかれない」そうです。
元々は白ネクタイを着用していたそうなのですが、2009年8月頃から「かわいく見えるように」という理由で、白の蝶ネクタイを着用しているそうです。
白ネクタイを外したきっかけは、山崎弘也さんと上半身の衣装が被ってしまい、ネット上で「コザキヤマ」と書かれているのを見てしまったことだったそうです。
しかし、その反面、部屋着はかなりラフなものを着ているとのことです。
石田明さんは、2011年には、舞台「スピリチュアルな1日」で主演を務めます。
しかし、東日本大震災の影響で一部公演中止となってしまい、2012年に再演されます。
2012年10月2日、石田明さんは、12歳年下の一般女性と結婚します。
2014年10月には、舞台「ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~」で、出演のほか、スタッフとして演出を担当します。
2016年4月13日、転倒した際に右上腕を骨折してしまい、全治3ヵ月の怪我を負ってしまいました。
同年、劇団間座旗揚げ公演「恋の虫」で脚本を担当。
初めてミュージカルの脚本を手掛けました。
石田明さんは、2009年、吉本男前ランキング最高3位にランクインしました。
石田明さんは、実家が貧しく食生活に恵まれなかったため、骨年齢が72歳、血管年齢は73歳と判定されています。
そのため、スキップをしたら足の指を骨折した、
デコピンをしたら中指を粉砕骨折した、
医者からシッペを止められている、
相方、井上のツッコミにより肩を脱臼した、
写真撮影で後ろに振り返ったら肋骨にヒビが入った、
病院食で痛風になったことがある、
蛍光灯で日射病になったことがある、
タバコを吸ったら風邪をひく、
手を洗うと指先から流血することがある、
野球をしているとき、ボールを投げただけで腕を螺旋骨折した、
その螺旋骨折した右腕は、16本の金属のプレートとボルトで補強しているため、電磁波や静電気に過剰反応してしまう、
などの虚弱なエピソードを豊富に持っています。
また、石田明さんには、M-1グランプリ以前から、自分のもの、家族のもの含めて借金が400万円以上あったそうです。
また、親の保証人にもなっていたため、賞金500万円のほとんどを借金返済に充てなければならなかったとのことで、当時は本人曰く「全部返済するにはあと5回くらい優勝しないと」という状態だったそうです。
また、石田明さんは、閉所恐怖症でありフルフェイスのヘルメットが被れないそうで、そのためオートバイに乗ることができないそうです。
また、番組の企画で酸素カプセルに入った際、過呼吸に陥り、さらに、マスクを被るスキューバダイビングも駄目で、ウェットスーツを着ただけで不安になるということです。
その他、重度の神経過敏・不安症であり、寝床につく時に呼吸の仕方がわからなくなり、メトロノームに合わせて呼吸をしていた事を吉田敬さん(ブラックマヨネーズ)に相談していたそうです。
そんな石田明さんは、約10年ほど前の20代中盤頃に、重度のうつ病で苦しんでいたのだそうです。
テレビのトークコーナーが苦手だったと言う石田明さんは、しゃべるのが仕事なのにしゃべれない、気分が乗らないのに明るく振舞わなくてはならないという毎日にストレスをため込むようになっていきました。
そして、「完全にうつ」と言ってしまうほどの深刻な状態におちいってしまっていたそうです。
当初の石田明さんは誰にもうつの事実を話せず、「俺はほんとにアカンやつなんや」と自分を責めてばかりいたのだそうです。
その後、「毎週写真をたくさん撮って、写真を見て話す」、「粘土を壁に強く投げつける。嫌なことがあれば投げながら言う」などの色々かわった手法のカウンセリングを受けたそうですが、どれも病状改善に至らなかったようです。
結局石田明さんは「精神安定剤、抗うつ剤、睡眠薬」など様々な薬を飲むようになっていきます。
そして、「信じられないほど大量の薬」を服用するに至ってしまうため、相方の井上さんもさすがに気づいたそうです。
井上さんは石田明さんを気遣ったりしたようですが、「大丈夫か」と言われると、「ヤバイ」と言われているようで、石田明さんには、よけいにつらかったようです。
ただ、このように深刻なうつ状態だった石田明さんも、20代後半には回復に向かっていき、今は「めちゃくちゃ楽」になっているのだそうです。
テレビやラジオなどで「あの頃は…」と振り返って語れるようになったと言うことは、本当にうつ病時代を客観的に見れるようになってきたのだと思われます。
とても深刻な状態だったうつを克服した石田明さんですから、これからは芸能界でさらに活躍されていくのではないでしょうか。
体に気をつけて頑張っていってほしいなと思います。