J.K.ローリングさんの場合。【うつ病の芸能人・有名人】



J.K.ローリング うつ病

J.K.ローリングさんもうつ病を患っていたことを公表している有名人の1人

J.K.ローリングさんは、イギリスの小説家で、「ハリーポッターシリーズ」の作者です。
この「ハリーポッターシリーズ」は、全世界で4億部以上出版されており、これは歴史上最も売れたシリーズ作品となっています。

そんなJ.K.ローリングさんもうつ病を患っていたことを公表している有名人の1人です。

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J.K.ローリングさんの経歴は?

J.K.ローリングさん(本名:ジョアン・ローリングさん)は、イギリスのイェイトにて1965年7月31日に生まれました。

J.K.ローリングさんはまだ、5~6歳の頃から「ラビット」というタイトルの物語を書くなど、子どもの頃から物語を書くことが好きだったそうです。

J.K.ローリングさんは、このように自分が考えた物語を妹に話して聞かせていたそうです。

通常の5~6歳の子供であれば、本の読み聞かせによって、その本の内容が理解できるというだけでもすごいとなるところです。

自分で物語を考えた上に妹に話して聞かせることもできたJ.K.ローリングさんの能力が、いかに優れていたかがわかると思います。

J.K.ローリングさんは1982年、オックスフォード大学を受験しますが、不合格となってしまいます。その後、エクセター大学へと進み、そこでフランス語を学んで、後にフランスへ留学も経験しました。

大学卒業後、J.K.ローリングさんは秘書としてロンドンのアムネスティ・インターナショナルで働くようになります。

突然、「ハリーポッター」のアイデアがJ.K.ローリングさんの頭の中に

1990年の夏、J.K.ローリングさんはマンチェスターからロンドンに列車で向かっていました。
すると、その時突然、「ハリーポッター」のアイデアがJ.K.ローリングさんの頭の中に浮かんだのだそうです。

J.K.ローリングさんは当時、ひどく恥ずかしがり屋だったそうですが、その時は何とか人にペンを借り、次々と頭の中に浮かんでくるアイデアを必死に紙に書きとめていったそうです。

後にJ.K.ローリングさんは、この作業をしなかったらアイデアのいくつかは消えて、後々の成功はなかったかもしれないと語っています。

ただ、「ハリーポッター」が出版されるのはまだ数年先のことであり、この年の12月にはJ.K.ローリングさんの母親が亡くなってしまいます。

J.K.ローリングさんはショックを受けながらも、翌年にポルトガルで英語教師の仕事を見つけ、そこで知り合った男性と結婚します。

そして1992年には娘のジェシカさんを授かりますが、結婚生活は長く続かず、1993年には離婚してしまいます。

離婚後、J.K.ローリングさんは娘を連れて帰国し、妹が住んでいたエジンバラに落ち着き、執筆活動に専念することにしました。

生活保護を受けながら必死に生きていたJ.K.ローリングさん

しかし、J.K.ローリングさんはこの時、他に仕事を持っていたわけでもなかったため、幼い娘を抱えて暮らしていくにはかなり厳しい状況にあり、生活保護を受けながら必死に生きていたそうです。

この時の貧困によって、J.K.ローリングさんのうつ病は発症したようです。

そのうつ病の様子について、J.K.ローリングさんは

「感情が欠落してしまって気分が良くなるような希望を見いだせなかった。
そういう状態になったことのない人に説明するのはとても難しい。」

と語っています。

J.K.ローリングさんのうつ病は、一時は自殺を考えるほどひどい状態であり、完治するまでは数ヶ月ほどかかったそうです。

J.K.ローリングさんは1995年、うつ病を克服し、ついに「ハリーポッターと賢者の石」の原稿を完成させました。

この後のJ.K.ローリングさんの活躍はよく知られている通りで、今では「歴史上最も多くの報酬を得た作家」と評されています。

今後も健康に留意して、素晴らしい作品を生み出していってほしいなと思います。

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