私のうつ病の前兆、末期症状は・・・【体験ブログ】
まず、喜びを感じるものが少なくなっていきます。
周囲の人が自分より幸せそうに見えたり、自分がそのコミュニティー(会社・家庭など)で必要とされてないのかも、と思い始めたら、軽いうつ状態かもしれません。
私の体験ですと、うつ病が進行するにつれて、すると喜びを感じるものが少なくなっていきます。
そして出来ることも段々減っていくので、こんなことも出来ないのかと自己嫌悪に陥ってますます悪化する。
その悪循環が始まります。脳の活動も鈍くなるため、仕事をやめざるを得なくなることも多いです。
この世に自分は必要ないんだ、などと思い始めたらかなり危険な段階
生きることがつらくなる、この世に自分は必要ないんだ、などと思い始めたらかなり危険な段階です。
しかし苦しい状態なら一歩手前かもしれません。
「もう死のうかな」と開き直ると、急に穏やかな気分になります。
私は経験から「苦しみの向こう側」と呼んでいます。
その後、気が付いたら山奥とかビルの屋上にいたところを救助される、というのが多いです。
私も山奥で警察に保護された口ですから。
うつ病かな?と思ったら
まず「自分、最近変なこと言ってない?」とか「マイナス思考に見える?」と他者に確認することが重要です。
なぜなら自分自身を客観的にうつ病か否かを見抜くのが難しいからです。
他の病気と同じで、他人にどう映っているかは、異変を察知する大きな指標になります。
もし一人暮らしだったり、諸事情でなかなか他者と連携がとれない方は、最近思ったことや発言、行動を思い出せる限りメモしてみてください。
筆者の体験では、うつ病の症状がある方は、多くの物事をマイナスに捉えがちになっているはずです。
では自分がうつ病の疑いがあったらどうするか。
医師の処方では、主に抗うつ剤(ドグマチール、セパゾン等)が提供されますが、最も重要なのは「自分の考え方を変える」ことです。
例えば、就職活動中になかなか採用がもらえないこと、よくありますよね。
ともすれば、自分は社会に求められてないんだと思いつめてしまう。
うつ病の入り口です。
しかし実際はどうでしょうか。
会社によって欲しい人材は異なりますから、ただ単にその会社にマッチしなかっただけの場合が多いのです。
もっといえば「この会社は自分の良さ・才能を見抜けなかっただけだ」と、我に非はないとまで割り切ってしまうのも手でしょう。
結果自体を変えられなくとも、結果の捉え方を変えることはできます。うつ病予防でも重要なことですし、症状改善にも役立つ。
そして何より、人生が楽しくなります。是非試してみてください。