高木美保 うつ病 パニック障害

自力でそのうつを克服した高木 美保さん

高木 美保さんは、東京都葛飾区出身、千葉県松戸市育ちの、日本の女優・コメンテーター・エッセイスト・農業従事者・タレントです。
このように、マルチな才能で活躍する高木美保さんもうつで悩む1人でしたが、高木美保さんの凄いところは自力でそのうつを克服したことです。

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高木 美保さんの経歴、芸歴

高木 美保さんは、福島県伊達郡保原町出身の両親を持ち、保原町で出生しました。
そして、東京都葛飾区で育ち、その後松戸市へ転居し、小学校からデビューまで過ごしています。

高木 美保さんの学歴は、松戸市立古ケ崎小学校から、当時地域でもっとも難関と言われていた和洋国府台中学校、同高校を経て、和洋女子短期大学国文科を卒業となっています。
高木 美保さんは1984年、「Wの悲劇」への出演で女優デビューを果しています。

写真選考では1、2歳の年齢制限のために落選しました。

しかし、たまたま書類を見た監督の澤井信一郎が気の強そうな写真を気に入り、実際に会ってみると口跡(声色・言い回し)が良いというのを認められて、合格になったそうです。
そして、高木 美保さんは、そのまま「華の嵐」、「夏の嵐」など、「嵐シリーズ(グランドロマン)」に主演するようになり、一気に注目を浴びるようになりました。

しかし、女優業において、「出来たお嬢様像」と自分の性格との世間とのギャップに悩み「女優業は自分に合わない」と痛感したそうです。

そこで、活躍の舞台をバラエティー番組やテレビコメンテーターへ移しました。

そのきっかけとして、島田紳助さんの番組に出演したことが関わっていて、日本テレビ系列のテレビ番組である「行列のできる法律相談所」内のトークにおいて、島田紳助さんを「恩人である」と語っています。

1998年11月、パニック障害の治療を兼ねて、栃木県那須塩原市に移住し、タレント活動を行いながら農業を営むようになりました。
その後、農業体験をまとめたエッセー集も執筆しています。

2007年12月、高木 美保さんは、NHK土曜ドラマ「ひとがた流し」で11年ぶりに女優に復帰しました。

この当時、本人は「テンションが上がった。ちょっとずつ、やっていこうかな」と前向きになったことを語っています。

2009年夏には、1歳年上で中国国籍の男性と入籍しました。

その後、高木 美保さんは、2015年(平成27年)4月より、秋田市大森山動物園の名誉園長に就任しています。

そんな、高木美保さんがうつを発症したきっかけは、電車の中でパニック発作を起こしたことでした。

この発作がまた起きるのではないかという不安が、さらなる不安を呼び、やがて日常生活の全てが不安となってしまい、これがうつの発症へとつながっていきます。
高木美保さんは、この症状が病気だとは知らなかったため、家族にも打ち明けませんでした。

このことによって、自宅が心やすまる場所ではなくなってしまったことから、さらに高木美保さんを苦しめる結果となり、将来を悲観し始めてしまいます。
パニック障害とうつ病を自力で克服するということは極めて困難であり、カウンセリングを受けたりして、誰かの手助けがなければ容易なことではありません。

しかし、ある日高木美保さんは、「先のことを心配するのはやめて今を心配しよう」と気がつき、そこから彼女のうつの克服が少しずつ好転しはじめます。

まず、高木美保さんは、自分以外の誰かになる女優業をやめてしまいました。

すると自分らしさが戻ってきて、自分らしく振る舞うことができるようになり、まわりの目を気にする必要がなくなりました。
うつは困難な状況に陥った自分を否定することから始まりますが、自分が自分を認め直す方法が見つかった時からうつの克服ができるのです。

高木美保さんがラッキーだったのは、「私は女優に向いていない」と自分を苦しめる原因を自身で見つけることができたことです。
女優業をやめることで、セリフを覚えるプレッシャー、他人になりきって演技する違和感、親の期待から解き放たれることができました。

そのため、自分で自分を好きになるということができるようになり、うつを克服することができたのです。

高木美保さんの場合では、自分のことを完全に否定しなかったのが救いであったと思います。

自分の状況を良く理解することで、今自分にとって一番大切なことは何であるのかを正しく認識することができたため、気持ちを楽にすることができました。

パニック障害の方は、「このままじゃ駄目だ」と思い、無理に努力する傾向があります。

しかい、この努力家根性は、かえって逆効果になることが多くなっています。
自分はそれほど強くない、こんな仕事には向いていないなど、心をなるべく穏やかに保つようにすることはとても大切です。

そして、高木美保さんは、現在は栃木県の那須高原で田舎暮らしをしています。
自分自身で畑を耕し、自然の中で心身共に健康に生活しています。

しかし、高木美保さんのように自分で原因に気づき、うつの症状を克服できるのは稀なケースとなっています。
一般的には、うつになると元々持っていた判断基準や価値観が変わっていってしまうので、自分で自分の問題点を見出すことはかなり難しいこととなっています。

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