興奮状態とうつ状態が数日おきに。【体験ブログ】
私は、躁うつ病に罹患しており、5年前から神経内科のクリニックに通院しています。
興奮状態とうつ状態が数日おきにやってきます。
とくに、興奮状態のときは自分で自分をコントロールできないと感じています。
具体的には、興奮状態のときは、インターネットのショッピングサイトでどんどん買い物をしてしまいます。
例えば、洗濯の洗剤や、キッチンの洗剤など安いと思ったら、まとめ買いをしてしまいます。
ところが、毎月のように同じような商品を衝動的にまとめ買いをしてしまいますので、すでに洗濯機用の洗剤とキッチンで使う洗剤は2年分たまっています。
もちろん妻からは怒られてしまい「もう十分あるんだから、買わないで」と言われるのですが、興奮状態のときは歯止めが効きません。
病気だから仕方がないと思っています。
躁状態のときで、いちばんひどかった行動が、東京から大阪への引っ越しでした。
突然、ひらめいてしまったのです。
そこで、インターネットで目当ての物件を探して、1日だけ大阪へ飛んで物件を見て、その日のうちに申し込みをしてしまい、その翌月には引っ越しをしてしまいました。
ところが、引っ越し準備をする頃には、うつ状態となってしまい実際の引っ越し作業は妻に任せきりでした。
自分でも、自分が何者なのかが理解できていません。
一方、うつ状態のときは1日中寝たきりです。
寝室で1日20時間近く横になっているときがあります。気分が重く、何をする気もおきません。
テレビを見る意欲さえ湧きません。
もちろん外出したいとも思いません。
ちょうど神経内科に通院する予定日がうつ状態のときは、私のかわりに妻に行ってもらい、薬だけもらってきてもらうこともあります。
ところが、その次のときに神経内科に行ったら、「状態の悪いときは日時を変更して、できるだけご本人が来院してください」と主治医から怒られてしまいました。
しかし、身体が動かないので仕方がありません。
興奮状態になると、やみくもに株式を買ってしまうのです。
私は、躁うつ病に罹患する前から株式投資を資産運用の一環として行ってきたのですが、躁うつ病に罹患してからは、株式投資の結果が最悪続きとなっています。
興奮状態になると、やみくもに株式を買ってしまうのです。
しかも信用取引で、フルレバレッジで買ってしまいます。
興奮状態ですから、買えるだけ買ってしまおうという気持ちになってしまい、自分でもイケイケの気持ちになってしまいます。
ところが、株式市況が下落トレンドになってしまうと、私の証券口座は真っ赤の表示となってしまい、ひどいときは追加証拠金を入金してくださいと表示されます。
私が躁の状態で、興奮状態のときは、銀行のATMに行ってしまい、カードローンで借金して、それを証券口座に入金してしまいます。
サラリーマン時代にカードローン用のカードを10枚近く作っておいたので、いざとなればいくらでも借金できてしまいます。
私はすでに3年くらいお風呂の湯船につかったことがありません。
なんとか頑張って、たまにシャワーを浴びる程度です。ですから、フケだらけです。
私は、この数年間、主治医からエビリファイや、パキシル、ジプレキサといった何種類もの薬を処方されて毎日服用していますが、正直言って効果があるのかないのか、わかりません。
しかし次の神経内科への診察日までに薬が切れてしまうと体調が悪くなるので、おそらく薬の効果はあるのだと思います。
よく妻は、こんな私と別れないで一緒に生活してくれるなと感心してしまいます。
私はいつ捨てられても、不思議ではないのです。