岡村隆史さんの場合。【うつ病の芸能人・有名人】
心の病気「うつ」だったことを岡村隆史さんは告白しています。
岡村隆史さんは、日本のお笑いタレント、俳優です。
お笑いコンビ・ナインティナインのボケ担当であり、相方は矢部浩之さんです。
岡村隆史さんは、大阪府大阪市東淀川区出身で、吉本興業(東京本社)に所属しており、独身です。
吉本総合芸能学院 (NSC) の第9期生であり、身体能力の高さを生かしたコミカルな動きや、顔芸などのビジュアル的な笑いを得意としています。
そんな岡村隆史さんは、以前病気療養のために仕事を休養しており、その病気については、最近、心の病気「うつ」だったことを岡村隆史さんは告白しています。
岡村隆史さんの芸歴、経歴は??
岡村隆史さんは、大阪府立茨木西高等学校に進学し、ディエゴ・マラドーナに憧れ、サッカー部に入部します。
同校の1学年先輩には矢部浩之さんの実兄・矢部美幸さんがいて、2年生時には、矢部浩之さんが後輩としてサッカー部に入部し、この時から先輩後輩としての付き合いが始まりました。
岡村隆史さんは、一浪の末に、立命館大学、関西外国語大学、大阪芸術大学に合格しました。
本人は大阪芸術大学に進みたかったそうですが、父の勧めで立命館大学経営学部二部へ進学します。
しかし、相方の矢部さんに誘われて吉本興業のタレント養成所・NSCに入所することになったため、大学は1年次で中退しました。
1990年、矢部浩之さんとナインティナインを結成します。
1991年、岡村隆史さんのみ、吉本新喜劇のオーディションに合格し入団します。
しかし、程なく吉本印天然素材に参加することになり、東京進出を果たします。
1992年、第13回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞し、感極まった岡村隆史さんは、司会の現・六代目桂文枝である桂三枝さんにインタビューされると号泣してしまったそうです。
1999年、岡村隆史さんは、フジテレビ系列のテレビ番組「めちゃ×2イケてるッ!」の企画で筑波大学体育専門学群を受験しようとしました。
しかし、センター試験の結果により受験ができなかったので、早稲田大学第二文学部を受験しましたが、不合格となっています。
また、岡村隆史さんは、テレビ東京系列のテレビ番組「ASAYAN」収録中、ハエを捕まえようとして転倒し、右肩を骨折しています。
2000年、岡村隆史さんは、クレジットカードをスキミングされ、60万円相当の被害にあっています。
岡村隆史さん自身は現金主義者であり、カードの使用額は月に4~5万円程度であるため、不審に思った信販会社からの連絡により発覚しました。
2002年、スポーツ新聞に「爆笑問題・田中裕二と岡村が犬猿の仲」なる記事が掲載され、「ぐるぐるナインティナイン」で爆笑問題の田中裕二がゲストで出演した際にパロディコントで再現しました。
実際の2人は共演する機会も多く、私生活で一緒にゴルフに行く間柄であるそうです。
2004年、3月末に都内の岡村隆史さんの自宅マンションが空き巣の被害に遭いました。
しかし、被害品はなかったとのことです。
2010年6月5日、体調不良を訴え、自身が出演予定だった舞台「二人前」を延期することを発表し、また、6月24日生放送の「ナインティナインのオールナイトニッポン」や、7月3日放送の「めちゃ×2イケてるッ!」の収録を体調不良を理由に欠席しました。
翌週の7月1日生放送の「ナインティナインのオールナイトニッポン」や、7月17日放送の「めちゃ×2イケてるッ!」の収録にて岡村隆史さんは一旦復帰します。
しかし、その後も体調不良が続いたため、7月12日に検査入院しました。
その後、7月15日に当面の間休養することが所属事務所から発表され、その報道時点で、復帰時期については未定としていました。
そして、同年11月26日、岡村隆史さんの所属事務所が翌27日放送(24日収録)の「めちゃ2イケてるッ!」にて芸能活動を再開することを発表し、5ヶ月の休養から復活しました。
その後、他の番組にも順次復帰を果たしていきます。
岡村隆史さんは休養の理由を心の病気だったと、自分で明かしています。
この2010年の体調不良について、岡村隆史さんは、当時は何の病気かは明かしていなかったため、色んな病気の噂があり、重病説まで出るほどでした。
復帰後、岡村隆史さんは休養の理由を心の病気だったと、自分で明かしています。
岡村隆史さんは病名を明かさず、体調不良のことを「(頭が)パッカーン」と表現し、睡眠不足に悩まされたといっています。
また、ラジオ番組で使うリスナーからの投稿ハガキを選ぶ際、どれを読むかわからなくなってしまい、気がついたらハガキが散乱するなど、「常にパニックみたいな状態になっていた」と振り返っています。
復帰直後に岡村隆史さんはラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」において、「興味関心の低下」、「無気力状態」、「じっとしていられない」、「体重激増」などの症状があったとも話しています。
「本当に地獄のような日々だった」と話しています。
この症状は、厚生労働省のウェブサイトに掲載されている「うつ病」の診断基準エピソードである、「興味、喜びの著しい減退」、「ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退」、「精神運動性の焦燥または制止」、「著しい体重減少、あるいは体重増加」、「不眠または睡眠過多」等とよく似ています。
また、深刻だったのが「岡村隆史」という自身のサインの書き方さえも、わからなくなってしまい、混乱状態に陥ったということもようです。
こういった症状から岡村隆史さんの心の病気はかなり深刻だったようであり、復帰した岡村隆史さんは休養中のことを振り返り、「本当に地獄のような日々だった」と話しています。
岡村隆史さんは、現在は病気療養から復帰し、元気な笑顔をふりまく姿をテレビ等で見ることができます。
しかし、心の病気は完治は難しいそうで、またストレスなどで症状が出てくることも多いそうです。
そのため、岡村隆史さんは現在でも、自分の生活をなるべく規則正しく行うようにするなど、生活習慣にも気をつけているそうです。