柳原可奈子さんの場合。【うつ病の芸能人・有名人】
父の死後の精神的ダメージでうつ病だった?柳原可奈子さん
柳原可奈子さんは、太田プロダクションに所属している、日本のお笑いタレントです。
柳原可奈子さんは、2013年時点で11本のレギュラーを持っている売れっ子のタレントですが、2013年7月頃に突然原因不明の激しい頭痛に襲われ検査入院された事があり、うつ病では?と話題になりました。
柳原可奈子さんの芸歴、経歴は?
柳原可奈子さんは、東京都中野区出身の一人っ子で、幼児期に赤ちゃんモデルとして雑誌デビューを果たしています。
東京都立小平高等学校普通科外国語コース卒業した後、この頃からアマチュアのライブなどに出演していました。
専門学校東京アナウンス学院お笑いタレント科(現・芸能バラエティ科)を卒業した後、太田プロダクションに所属します。
2007年に入り、柳原可奈子さんは、都内の家電量販店さくらやのイメージキャラクターとしてテレビCMや広告に登場しました。
これを機に知名度が急上昇し、ブレイクを果たします。2007年以降においては、10歳代の女性をターゲットにしたキャラが注目されるようになりました。
そのため、テレビ番組での露出が増えるようになり、本人は「2007年3月末に“ブレイク”した」と語っています。
また、柳原可奈子さんは、特徴的な声をしているため、声優業にも仕事の幅を広げています。
2011年9月21日には、自身初の単独ライブのDVDである「見せたがり女」を発売。
2014年9月22日~23日には2度目の単独ライブである「普通の女」を開催しています。
そんな人気の柳原可奈子さんですが、うつの時もあったようなのです。
2013年の27時間テレビに、柳原可奈子さんが出演していたのですが、同年に亡くなった父の死から立ち直っていなかった柳原可奈子さんに、同じ番組に出演していた岡村隆史さんが「いい漢方薬を紹介する」と発言していました。
岡村隆史さんもうつが原因で病院に1年間入院していましたので、柳原可奈子さんのうつの症状を思いやっての発言だったと思われます。
その番組中にも、柳原可奈子さんの顔がひくひくして引きつるような場面が何度か見られました。
そのたびに、必死で顔を抑えているようなしぐさも何度かあり、周りからも「顔面神経痛では?」と心配されていました。
また、目をうるわせていた場面も何度かあったため、父の死後の精神的ダメージが大きかったことが伺えます。
柳原可奈子さんが芸能人を目指すと言った時、父だけが応援してくれたそうです。
柳原可奈子さんは、そんな父の事を「キヨシ」と呼んで、慕っていました。
彼女は一人っ子で母を早くに亡くしています。そのため、父を亡くすことなんて想像もできないし、考えるだけで恐ろしくて悲しいと以前に発言していました。
しかし、突然の父の急逝後から、2013年の7月に激しい頭痛で都内の病院へ1週間の入院をしました。
そして、退院後にもマッサージ店で「頭痛がひどかった!あんな頭痛は経験がない!」と打ち明けていたそうです。
頭痛の原因は、父の急逝からくる精神的ダメージであったかどうかは分かりませんが、うつ病の症状の典型的な症状のひとつとして、頭痛は確かにあります。
さらに、柳原可奈子さんは、2011年の時点で身長が153cmで、体重が74kgとぽっちゃりしていたのですが、2013年には80kg近い体重で2014年頃には65kgほどの体重になっています。
人一倍の頑張り屋の柳原可奈子さん。
特にダイエットをしているわけでもなかったようですので、その激ヤセぶりに、ファンの間からも心配の声が上がっていました。
父の他界からもうすぐ3年が経過しようとしていますが、今でも大好きだった父が亡くなったとは思えないのかもしれません。
自分が悲しかったとしても、常に周りの人を中心に考えてしまう思いやりのある一面も垣間見えます。
うつになると治るのにかなりの時間を要し、また、治ったとしても表面に現れないので、柳原可奈子さんのうつが治っているのかは分かりません。
ただ、言えるのは天国にいる父母の為にも、テレビでお笑い芸人として大活躍して頂きたいです。
うつになってしまい、ベッドから起き上がるのも辛い、誰にも会いたくないというような症状があらわれ、そんな様子を見て、「怠け者」と酷い言葉を浴びせる人がいます。
しかし、実際はその逆であり、うつはまじめで人を気遣える優しい人がなりやすい病気です。
人間の一生は何十年と続きますので、その内の少し間ぐらい休んだって良いのではないかと思います。
前述の激ヤセの影響が残っているのか、以前より少し痩せられたままですが、柳原可奈子さんは元気にまたテレビに出演されています。
この柳原可奈子さんのように、うつ病はちゃんと治療すれば良くなる病気です。
焦らずゆっくり治療してしていくようにしましょう。