マインドフルネス瞑想でうつ回復?効果・効能は?【うつ病予防&治療法】



瞑想 うつ病

マインドフルネス瞑想というものがうつ病の治療に特に効果があるといわれています。

瞑想とは、心を静めて無心になること、心を静めて神に祈ること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと、何かに心を集中させることなのですが、現代では、リラクゼーションを目的としたり、心理的治療を目的として行われることもあるようです。

瞑想はうつ病の治療に効果があるとされており、近年、マインドフルネス瞑想というものがうつ病の治療に特に効果があるといわれています。

マインドフルネス瞑想とは、一般的な瞑想とは異なり、一つの呼吸法でもあって気楽にできるリラクゼーション

マインドフルネスには「集中、気づき、覚醒、注意深く」等の意味があります。

マインドフルネス瞑想は、毎日朝晩10~20分程度行い、集中できる静かな場所で行います。

具体的な方法は、正座やイスに座る等の楽な姿勢をとり、軽く目を閉じ、ゆっくりと腹式呼吸をしながら、呼吸の数を数え、意識を集中していくという方法であり、1日1回行う場合においては就寝前に行うほうが効果的とされています。

これがマインドフルネス瞑想の具体的な方法で、このような過程を経ることによって、心を平穏な状態に戻すことができるとされています。

セロトニンの分泌が促進されるマインドフルネス瞑想

このようなマインドフルネス瞑想によって、うつ病の改善に効果がある理由としては、リズム運動である腹式呼吸によって、脳の前頭葉に作用して、セロトニンの分泌が促進されるためであるといわれています。

このマインドフルネス瞑想法はうつ病の他に、パニック障害等にも有効とされており、うつ病が軽度の場合においては、抗うつ剤を使用した際と同程度の効果があるとの研究結果も出ているそうです。

また、マインドフルネス瞑想は抗うつ剤を使わないで行う、うつ病の再発予防においても、その効果を発揮しているとのことです。
さらに、不安症の軽減、免疫力向上、脳の活性化、ストレス解消、ストレス耐性がつく、集中力アップ、記憶力の向上、安眠効果等の多数の効果もマインドフルネス瞑想はもたらすとされています。

前述のセロトニンとは、うつ病の原因とされている物質です。

うつ病の原因に関しては様々な見解があるのですが、セロトニンという神経伝達物質の濃度のアンバランスが、人間の気分を優津にし、うつ病を引き起こす可能性があると多くの研究者が考えています。

セロトニンはしばしば「幸福ホルモン」と呼ばれている神経伝達物質で、セロトニンの濃度が減少する要因としては、脳細胞によるセロトニンの産生量が少ない、セロトニンを受けとめる受容体の部位が不足している、セロトニンの原材料となるトリプトファンが不足している、セロトニンが受容体の部位に到達できない等の要因が考えられます。

これらの生化学的要因のいずれかが作用している場合、脳はもはや正常に機能しなくなり、その結果、セロトニンの産生量が減少し、不幸な気分が増加していってしまいます。

抗うつ剤によるうつ病の治療では、人為的にセロトニンの濃度を調整するという方法で、うつ病の症状を改善しますが、この抗うつ剤を使用する方法では症状を和らげることができたとしても、副作用が発生するという危険性があります。

それに対して瞑想は、人間の身体に本来備わっている治癒力を目覚めさせることで、脳の正常な機能を徐々に取り戻させようとしますので、副作用の危険性はありません。

また、瞑想に関するある研究結果においては、瞑想を実践している際にセロトニンの産生量が増加することが確認され、さらに瞑想を規則的に続けていくようにすると、1日を通じてセロトニンの産生量が増加するということも明らかとなったそうです。

うつ病とは心が追い込まれている様な状態でもありますので、瞑想等の方法によって心をリラックスさせるということも、症状の改善に効果があると思われます。

その効果は、抗うつ剤を使用した治療に匹敵するほどの効果となるということもあるようですので、一度、試してみる価値はあると思います。

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