キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんの場合。【うつ病の芸能人・有名人】

キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんが躁うつ病であることを告白。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、2002年の映画「シカゴ」でアカデミー助演女優賞を受賞した、イギリスの女優です。
そんなキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、自身が躁うつ病であることを告白しました。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズの経歴は?
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、ウェールズのスウォンジー出身です。
父親はキャンディ工場のマネージャーを務めており、母親はアイルランド人の血を引いていて、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんには、兄と弟がいます。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんの本名は Catherine Jones ですが、祖母の名前から取って芸名を Catherine Zeta-Jones としています。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、11歳で「アニー」などの舞台に立つようになり、15歳の時にロンドンに移ります。
1990年に「シェラザード」で映画デビューを果たすと、翌年放送のイギリスのコメディ・シリーズである「The Darling Buds of May」に出演し、英国内で注目を浴びるようになっていきます。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、1992年に「コロンブス」でハリウッドに進出し、その後、スティーヴン・スピルバーグさんが製作総指揮を務めた「マスク・オブ・ゾロ」にてアントニオ・バンデラスさんの相手役に抜擢されたことで、一躍注目を浴びるようになります。
1998年には「ピープル」誌上にて「最も美しい人物」にキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんが選ばれました。
2002年に公開された「シカゴ」で共演のレネー・ゼルウィガーさんと共に、ゴールデングローブ賞 ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞にノミネートされたが受賞を逃し、レネー・ゼルウィガーさんが受賞しました。
アカデミー助演女優賞を獲得
ただ、アカデミー賞においては助演部門で候補に挙がり、前述の通り、見事アカデミー助演女優賞を獲得し、授賞式ではクィーン・ラティファさんと共に歌曲賞候補になっていた歌を披露しました。
2010年には、ミュージカル「A Little Night Music」でトニー賞 ミュージカル主演女優賞を受賞し、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、同年6月にこれまでの功績が称えられ、大英帝国勲章(CBE)を授与されました。キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんの俳優以外の活動としては、化粧品ブランドエリザベス・アーデンのスポークスマンを務めています。
また、携帯電話T-モバイルの広告塔を務めており、ラックスのイメージキャラクターにもなっていることから、日本では「ラックス」のCMで知名度を上げました。
2003年4月には長女も出産して、一男一女の母でもある
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、2000年9月に俳優のマイケル・ダグラスさんと結婚し、同年、妊娠します。
そして、映画「トラフィック」においては、妊娠中の役柄をそのままの姿で演じ、翌2001年に無事に長男を出産。
2003年4月には長女も出産して、一男一女の母になり、現在、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんはアメリカ合衆国で暮らしています。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、パパラッチを怖れて、子供を公園に連れて行けないことを発言。マスコミの取材の自粛を求め、また、夫の出演映画に暴力や性描写が多いことから、「子供達には成人するまで見せない」と発言していたりして、自身の子育てについてもしばしば発言をしています。
双極性障害の治療の為に精神科で5日間の入院治療を受けたことを告白
2011年4月、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、双極性障害の治療の為に精神科で5日間の入院治療を受けたことを告白し、告白した理由について
「私が入院したことで、同じ病気を持っている人が一人でも病院に行く気持ちになってくれたら、と思います。黙って苦しむ必要はないのです」
と「ピープル」誌に語っています。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんの双極性障害は、一時は回復も伝えられましたが、2013年現在、治療を続けているようです。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、夫マイケル・ダグラスさんの咽頭がんの闘病生活がきっかけで躁うつ病を発症したとされています。
マイケル・ダグラスさんの咽頭がんは順調に回復をしているものの、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、まだうつ状態にあることを認識していたため、新作映画「プレイング・ザ・フィールド」の撮影に入る前にきちんとした治療を受けようと判断したそうです。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんの友人は「日常生活のなんでもないようなことが、計り知れないほどの大ごとのように感じるんです。傍から見ていてつらかったです」と語っています。
双極性II型障害は、普通の躁うつ病よりも感情の起伏や変化の期間が長くなっています。
そのため、うつ状態もかなり深刻となっており、人生の大きな変化がきっかけで発症すると言われています。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは、現在も、うつ病の治療を続けているようですので、早く良くなって、また女優として活躍する姿が見れればいいなと思います。