辛くて家族に病院へ連れていってもらいました。【体験ブログ】
もともと感情的に浮き沈みがある方です。
それにホルモンバランスの影響などで気分が沈んだり落ち込んだりすることがありました。
そのために周りの人からは、気分の浮き沈みが激しすぎるからうつ病ではないかと言われたことがあり、心配になって病院にかかりました。
その時には食欲はないものの眠れていたので、環境を整えて安静にしていればよくなってくると診断されました。
その診断のおかげで、たとえ気分の浮き沈みがあってもうつ病ではなく自分の性格なんだと受け止められるようになっていました。
それから数年たったある時、自分でもおかしいと感じるようになりました。
何か気に病むような心配事やストレスがあるわけではないのに、気分がずっと落ちていたのです。
食欲はもちろん眠りも浅くなったり、全く取れなくなったりして衰弱していきました。
ショッピングなどが好きだったのに外に出ることが怖くなっていました。
楽しそうに思えることがなくて笑顔も消えていました。
それまでは気分が落ち込んでも、そのうち良くなるだろうと思えていたのに、その時にはどう頑張ってもそう思えることができませんでした。
うつ病になる人は、気合が足りないのではないかと思っていました。
でも気合を出そうとしてもそれが出てきません。
今まで自分がどれほど浅はかだったかを知りました。
自分でも今までの落ち込みとは全然違うから病院にいかなくてはいけない、と思ったので家族に病院へ連れていってもらいました。
医師にうつ病と診断されました。
それまで経験したことがないような体のだるさや、やる気のなさは実感していたのでその診断に納得しました。
その時も、ほとんど何もしないで過ごすように言われました。
性格上、そんなことをしてもっと病状が悪くなるのではないか心配しました。それに抗うつ薬や睡眠導入剤も処方され、それを飲むことに抵抗がありました。
でもこのままではいけないと思い、飲んでみることにしました。
自分にとって効果的だったのはやはり睡眠導入剤でした。それまでの睡眠不足が精神面に影響していたことがはっきりわかるくらい変わっていきました。
睡眠がとれるようになると疲れが格段にとれてきて、体や気持ちの重さを取ってくれました。
仕事を何もせず休んでいるのは、落ち着きませんでしたが精神的にすごく楽になれました。
それほど長く安静にしていたのではありませんが、病院を受診し医師のカウンセリングを受け、薬を服用したことは本当に良かったです。
早く診察を受けたことが早期回復に役立ったと感じています。”