疲労と不眠から鬱病を発症して、1年後に少し改善。【体験ブログ】
私の場合、過度の疲労と不眠から鬱病となり、今でも治療を継続しています。
鬱病と診断されるまで、原因不明の腰痛や肩こり、高血圧の症状が続き、内科や整形外科へ通院していたものの、一向に改善することも無く、どんどん体重は落ち、吐き気や目まいに悩まされる時期もありました。
その期間は6ヶ月にもおよび、夜は眠れず、夜間に何度も目を覚ますことを繰り返し、最終的に激しい吐き気に襲われ、不眠症ではないかと考えたのが切っ掛けです。
即日に2ヶ月の休養と診断書を発行頂きました。
明らかな違和感を覚えたことから、インターネット上の簡易チェックを行った結果、直ぐに受診を促されたため、神経科での診察を受けたところ、鬱病と診断され、即日に2ヶ月の休養と診断書を発行頂きました。
それから2ヶ月は、仕事のことは何も考えず、投薬治療を受けながら1日を過ごすのがやっと、全く動けない日もある、そして何も気力が起きないという症状に悩まされながら症状が安定するのを待っていました。
その後、2ヶ月が経過し、復職したもののなかなか眠れない日や疲れが取れないといった症状が続き、睡眠薬や比較的離脱症状の少ないレクサプロ錠を服用しながら現在は働いています。
鬱病を発症する前と後では、仕事もなかなか進まず、思ったように物事も進まないといった小康状態が半年ほど続き、何度も睡眠薬の配合が変更され、睡眠時間の改善が図られました。
連続して7~8時間ほどまで改善しています。
当初は、1日当たりの総睡眠時間が5時間ほどで1時間毎に覚醒状態になっていた症状が、半年後には夜間に1回起きる程度となり、治療開始から現在では眠れない日はあるものの、連続して7~8時間ほどまで改善しています。
しかし、睡眠薬の半減期が12~24時間と長いものが調合されているため、始業時間帯では眠気が残り、仕事でもミスもし易いといった問題が現在ではあります。
ですが、治療から1年が経過し、睡眠時間が全体的に安定し、主治医からも症状の改善があると判断され、今は睡眠薬の量を徐々に減らしていく段階となり、治る見込みのある病気だと痛感しています。
薬の副作用、周囲との関わり方が如何に重要であるか今では痛感しています。
会社では、心の病気や心の風邪といった認識が強く、未だに理解がされていない病気だと感じることが非常に多く、実際には投薬治療を受けながら出社している方が他にもいるということに気付きました。
私自身も以前までは精神的な問題と考えていましたが、自分自身がなって初めて鬱病の辛さ、薬の副作用、周囲との関わり方が如何に重要であるか今では痛感しています。
特に昔ながらの精神論ではどうにもならないどころか、鬱病を発症させてしまう原因であること、不眠という症状が危険サインであることを認識出来ました。
しかし、いつ治るか分からないといったこと、再発するリスクもあることは不安があり、今後も向き合っていく必要のある病気と感じています。