私は、14年前に鬱の症状が出始めました

当時は、それに気がつかず、自分の頑張りが足らないだけだとムチを入れて頑張ってました。

ですが、二年間の仕事のストレスやノルマで、気分に変化が出てきました。

テンションが高いと思えば気疲れし、気分がかなり落ちたり、気まぐれな人と思われるくらいなら良いのですが毎日のことでした。

お客さんのクレームや納期など、心配事を先輩や上司にも相談できず、吐き出してしまえばかなり楽でしたができませんでした。
それが、ストレスになり、仕事を続けることが、こんなんになりました。

仕事を退職し、営業よりも楽だと思い、工場の管理の仕事に転職いたしました。

生産管理の仕事でしたが、購買、在庫管理、品質管理、労務管理など、三人分の仕事をやることになり、休憩や、お昼も時間通りに、とることが、できませんでした。
トイレに行くことも、我慢し、出荷をしてました。

普通、納期があるんですが、この会社は、昨日の注文を今日、完全に出荷でしたから、精神的な重圧がありました。余裕かなく、パートさんや部下には、いつも怒鳴りちらしてました。
夜も明日のことしか、考えられず、寝れない日々が、続きました。

一人のパートさんに、相談したところ、ある心療内科を紹介してもらいました。

私は、その時、自分が、鬱だとは、思ってませんでした。
病院で、診察していただき、初めて、鬱だと確信しました。

毎日、イライラと、不安が交互に訪れました。一人でいるのが、不安で、誰かに依存しようとさえしてました。
ですが、人混みの中に、居るのが苦手で、話すことが、できなくなりました。

先生に診察していただき、週１通院しました。
二年間病院に通いましたがなかなか、仕事をしながらですと良くなりませんでした。

会社の上司も、私の病気を理解してくれましたが、仕事を軽くしてくれることはありませんでした。
治療を優先したいので、会社を退職いたしました。派遣の仕事をしながら、治療を専念してます。

市役所に障害者年金の相談にも行きましたが、二級は取得できずに、精神的には楽にはなりましたが、生活費に頭を悩ましております。
今も病気に向き合い治療をしてますが、あと一歩のところまで、良くなりました。
ですが、社会復帰できるのか。という不安は、毎日あります。

鬱の人に、がんばれと応援することは、間違いです。がんばると、自分を追い込みます。

私は、頑張らないことにしました。日々、自分の能力100％で、やることは、しないようにしてます。
鬱を前向きに考えて、うまく付き合わないと、治らないです。考え方を変えてくれました、友人や先生には、感謝しております。