母は鬱への理解がないので怠けていると思っています。【体験ブログ】
病院になんて行っているのか金を捨てている、薬なんて飲むな病人なふりをするな・・・
長いこと鬱病を患っているのですが、主人はとても理解のある人なのでなかなか眠れない日の朝起きられなかったり、家事をする気力がなくて手抜きになったとしても良いよ出来る時で大丈夫だからと言ってくれるのでとても感謝をしています。
しかし、私の母は鬱への理解がないので怠けていると思うようなのです。
同居ではないのですが、しょっちゅう電話をして来てはチェックされたのです。
掃除はしたのか、ご飯はちゃんと作っているのか、作ったなら何を作ったのか、まだ病院になんて行っているのか金を捨てている、薬なんて飲むな病人なふりをするななど。
電話に出なければ、出るまで何度も掛けてきてしまうし仕事中の主人にまでかけるので凄く迷惑をかけてしまいました。
主人は仕事をしているのだから本当に迷惑だしやめて欲しいと言うのですが、お前がちゃんとしないからだろうと叱られてしまうのです。
それが続くと、電話が鳴るだけで母からじゃなくても怯えてしまうようになり、動けなくなった日も掃除をしなければご飯を作らなければ、ちゃんとしなければと自分をどんどん追いつめていってしまいました。
1日に二回までと決められて処方された安定剤の頓服も、言われている以上に飲んでしまうので足りなくなってしまい病院に行ったのですが処方はほんの数回分だけなので、3回目に行くともう処方をしてくれませんでした。
見兼ねた主人が母に、暫く電話をしないでやって欲しいと頼んだのですが、私が主人に言って電話をさせたと思ったらしく母からの電話の回数は悪化してしまいました。
精神的にもういっぱいいっぱいだった私は、もう嫌だ!ちゃんとやりたいのに何も出来ない!と、夜中に大声でワンワンと泣いてしまいました。
事を重く見た主人が、翌日の昼休憩の時間にわざわざ母を怒鳴って叱ってくれたのですが、なんで私が叱られなきゃいけないのよ!お前が悪いのに!と責める電話がかかって来るだけという結果になってしまいました。
主人はとても怒り、もう何を言っても無駄だよ意味がない、そういう人種はいるんだと理解して距離を置いたほうがいい、親だからと思って言わなかったけれど、お前の親を大切に出来ないのは悪いけれど、着信拒否をして欲しい、というような事を言いました。
そういう事を言うのはとても勇気がいっただろうし、そんな事を言わせてしまった私もとても反省をしました。
そして私は、ショートメールで拒否をすることを母に送り拒否をしました。
その後もしばらくは着信音が鳴るとビクッと反応してしまっていたのですが、最近は平気になりました。
自分を追い詰めて無理をすることもしなくなると、以前よりも出来る日のほうが増えてきました。
安定剤の頓服も処方してもらったものが余るほどです。
今もまだ母とは疎遠のままですが、自分を守るための方法としては仕方のないことだと思っています。
理解のない人というのは、時に自分を自分で追い詰めるものになってしまいます。
理解してもらおうと労力を使う必要がないと思える相手なのであれば、距離を置くのは悪ではないと、そう思います。