ホーリーバジルとは?効果・副作用は?【うつ病に効くサプリメント】

ホーリーバジルには副作用がないため、安心して摂取できるハーブ
ホーリーバジルとは、バジル等と同様なメボウキ属のハーブであり、シソ科の植物で葉っぱの部分は強い独特な香りを持っています。
ホーリーバジルは、ヒンドゥー教における幸運と豊穣、美を司る女神であるラクシュミーの化身ともされていて、聖なるバジルとして扱われています。
また、財運や幸運のアップにも効果があるとされているため、メキシコの方においてはホーリーバジルをお守り代わりにポケットに入れて持ち歩いている方も多いようです。
ホーリーバジルという名前は英語名であり、サンスクリット語のトゥルシーという別名もあります。トゥルシーは「比類なきもの」という意味を表し、どちらも同じものと考えて良いようです。
ちなみに日本名は「神目帚(カミメボウキ)」というそうです。
抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できます。
ホーリーバジルの全般的な効能としては、シソ科の植物ということで抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待できます。
ホーリーバジルは高い抗酸化効果を持つアダプトゲンという成分を含んでいるとされており、身体を強くする滋養強壮効果、ストレスに対する免疫効果、生理機能を正常にする効果といった効果が期待できます。
これらも含めて、ホーリーバジルの主な効果としては、胃腸炎・胃炎に対する効果、免疫力の向上効果、血糖値や血圧の低下の効果、肝機能低下の予防、免疫力向上による風邪やインフルエンザへの耐性アップ、血液の浄化作用からの動脈硬化などの予防、呼吸器疾患の治療、神経系の強化、ストレスによる「うつ」などの脳機能低下の改善効果、アレルギーの鎮静作用、放射線障害の予防、特定のがんの予防効果、アンチエイジング効果といったものが挙げられます。
このようなホーリーバジルの効果の中で、うつに効果がある理由としては、ホーリーバジルが空気の浄化を行うという点が挙げられます。
前述の通り、ホーリーバジルはインドでは神聖な植物とされています。そのため、家でホーリーバジルを栽培していると、死神を寄せ付けないとされているとのことであるため、厄除けや浄化の役割があるとのことです。
また、ホーリーバジルはオゾンを大量に発生するそうなので、空気清浄の働きを持っていることから、これだけでも精神安定に効果があるように思えます。
次に、ホーリーバジルにはコルチゾールの抑制作用がある点が挙げられます。
コルチゾールとは、低血糖とストレスに反応して分泌されるステロイドホルモンのひとつであり、このコルチゾールの分泌が過剰な状態になってしまうと、脳細胞の減少、海馬の委縮、無関心・無気力、アルツハイマー症の増加等を引き起こしてしまいます。
脳の中で、海馬という部分は記憶を司る部分であるため、ここが委縮してしまうと頭の働きが鈍くなりますが、うつ病において、この「頭の働きが鈍くなる」という状態が、一番つらい症状となっています。
この症状はコルチゾールの作用による場合もあるので、コルチゾールの分泌を抑制すれば緩和できると考えられます。
しかし、コルチゾールはストレスによって分泌されるため、ストレスが多いうつ病患者においては、コルチゾールの分泌が抑えられず、悪循環に陥ってしまうことも多くなっています。
そこで、コルチゾールの分泌を抑制する作用を持っているホーリーバジルが役立ちます。
このようなホーリーバジルの作用に着目しているうつ病患者は、既にお茶やサプリメント等でホーリーバジルの摂取を行っているとのことです。
ホーリーバジルには副作用がないため、安心して摂取できるハーブとなってます。