完璧主義の妹が産後鬱病発症。離婚までの流れ。【体験談】
出産後、全く息抜きをしていなかったので常に夫婦喧嘩をしていたようです。
私の兄弟の妹が鬱病にかかってしまったのは、妹が結婚を妊娠をえて赤ちゃんを産んだ後に鬱病気かかったのです。
種類は産後鬱病と言われています。
妹は完璧主義で、子どもが大好きでした。
そのため幼い頃から自分が結婚したら子どもは沢山ほしいと言っていたのです。
赤ちゃんを産んで2週間くらいしてから、初めての子育てで、ミルクやおっぱいを飲ましたり、オムツ交換、沐浴など初めての体験だったのですが、赤ちゃんは泣いてばかりで、お腹がすいているのか、オムツなのか、ただたんに機嫌が悪いだけなのか妹は赤ちゃんが何を訴えているかが分からないと悩んでいました。
みんなそうやってお母さんになっていくのよと、私のお母さんにアドバイスをもらっていました。
しかし妹はかなりの完璧主義、几帳面、真面目だったため育児に関しては特に、子どもをきちんと育てていかないといけない、ぐれたりしたいように、子育ての仕方や家庭環境から子どもの性格は決まるので、頑張ると言っていました。
妹の旦那さんにも子どもを育てるのを協力してほしかったようですが、旦那さんは仕事に残業に疲れていて毎日仕事がある日はお風呂に入り、ご飯を食べてすぐに就寝、仕事が休みの日は大好きなパチンコにいったり、釣りにいったりしていて全然子育てに興味もないし、子どもの顔を見なくても平気なようでした。
そんな自分だけ、オシャレをするのも、友達と飲みに出かけたりするのも我慢をして全く息抜きをしていなかったので常に夫婦喧嘩をしていたようです。
ある日私が妹の家に久しぶりに遊びにいったら家の中も汚いし、赤ちゃんも泣き叫び、オムツも交換されていませんでした。
妹の表情も暗くて痩せていて、話しかけてもイライラされ暴言をはかれました。
死にたい、私はダメなお母さんだと呟いていたため私は急いで近くにある精神科を受診させました。
すると医師からの診断は、産後鬱病だとの診断をされました。
やはり産後鬱になった原因は、子育てのストレスや、旦那と仲が悪い事などから鬱病になったのではないかと言われました。
まずは家事や子育てに支障がでているため、しばらくはゆっくりさせるようにと言われました。
病気の治療として抗うつ薬のSSRIのジェイゾロフトという薬を飲んでいました。
この薬は効果は弱めなのですが、赤ちゃんを産んだ後の身体には負担が少ないことから安全性も高いので、きちんと飲むようにと言われました。
妹が産後の鬱病になって1番困ったことは妹を休ませて私とお母さん2人で妹の子どもの面倒を見ていたのですが、やっぱり赤ちゃんは身体は小さくても誰がお母さんがわかるため、いくら私達が抱っこをしても、可愛いがっても、あやしても、なついてくれなかったことです。
最初はおっぱいを探してなかなか哺乳瓶でのミルクは飲んではくれませんでした。
妹が鬱病になってから妹の旦那は嫌気がさしたのか、離婚したいと言っていたため、離婚もしたのです。
妹は初めての結婚、妊娠、出産、子育て、最後には離婚とストレスが重なっていましたが、薬を飲んでからは心が安定してきたからか、話も普通にできるようになって、ご飯も食べて少しずつ回復してきたので良かったです。”