人間関係が原因で大うつ病を発症。【体験談】
現在ほぼ毎日何かしらの痛みや苦しみといった症状が出てしまう
人間関係が原因で、夕方よりも朝の方が調子が悪いという典型的な大うつ病を発症してしまいました。
現在ほぼ毎日何かしらの痛みや苦しみといった症状が出てしまうので外出が難しく、自宅で療養しています。
日中も不安にかられる症状が出たことから心療内科を受診したのがきっかけ
最初は夜全く眠れず、朝は布団から起きることができず、日中も不安にかられる症状が出たことから心療内科を受診したのがきっかけでした。
すぐに抑うつ状態と診断を受け、向精神薬のドグマチール、抗不安薬のリーゼ、睡眠薬のマイスリーの処方を受けました。
飲んでしばらくすると調子が良かったのですがすぐにぶり返してしまい、本格的な抗うつ薬での治療が始まり、入院もしました。
中でも大変だったのが、抗うつ薬イフェクサーの離脱症状です。
副作用の詳細や離脱症状について、医師から全く説明を受けてなかったので気軽に飲み始めてしまったのですが、ひどい頭痛やほてり、動機、不眠といった副作用が出るようになりました。
インターネットで調べてみると、先に販売が始まっている海外では、数多くの副作用と離脱症状に悩む人の体験談が掲載されていてとても怖くなりました。
吐き気や耳鳴り、頭痛、腹痛といった離脱症状がとても出やすい薬だということをそこで初めて知ったので、もっと医師が最初から説明してくれれば良かったと思います。
結局、医師に症状を訴え続けた結果、ようやく少しずつ減薬することができるようになりました。
うつ病になってから感じたのは、周囲の理解の大切さです。
私の家族は当初、体調が悪くて寝込んでいる私を無理やり散歩に誘ったりして、正直とても精神的に負担となりました。
ようやく精神科に一緒に行って医師から説明を受けることで、理解してくれるようになったと思います。
ところが家族が理解してくれても、親戚の目は冷たいものです。
まだ治らないのか、まだ家から出られないのか、病院に行けなど、容赦ない言葉を言われるので、自然と距離を置くようになってしまいました。
うつ病にかかると、勉強や仕事はもちろん、普段楽しんでいたドラマや映画、ゲームも興味がなくなってしまいます。
私は以前は携帯ゲーム機で遊ぶのがとても好きだったのですが、うつ病を発症してからは全く興味がなくなり、以来一度も遊んでいません。
ゲームでさえできなくなるので、日々こなしていた勉強はなおさらできなくなってしまい、特に電車での通勤はほとんど不可能となりました。
腹痛などの症状が出てしまうので、すぐに横になれない環境だと大変なのです。
例えば、先月もひどい痛みで痛み止めを飲んでもおさまらなかったため、救急車で病院に運ばれました。
ただでさえ普段から入院や通院、薬の購入で出費がかさむにもかかわらず、救急車で夜間に運ばれると出費が多くなります。
対面・メールでのカウンセリングやセラピーなどの薬以外の治療も試したのですが、これらの治療法は保険が使えないため、とても高額になります。
例えば、対面のカウンセリングの相場は1時間で1万円ほどでした。
このようにうつ病になるとあらゆる行動が制限され、さらに家計も圧迫されるので、身近な人の支援が不可欠なのです。
ガンくらい世間の認知度が上がれば、うつ病になっても精神的に楽なのになと思います。