40代男性。蕁麻疹がきっかけで定型うつ病が発覚。【体験談】
定型うつ病とは、ここ5年ぐらい付き合っています。
私は40代男性、会社員です。
定型うつ病です。
うつ病とは、ここ5年ぐらい付き合っています。
最初は、うつ病ではなく、自分のネガティブな性格だと思い、病院に通ってなかったのですが、ちょうど仕事が忙しくなると同時に、精神的に落ち込むことが多くなり、体全体に蕁麻疹が出来たりしたので、これは何かの病気ではないかと思い、妻に相談したところ、心療内科に行って診断してもらったほうが良いと言われ、診断してもらいました。
心の中では、一時的に精神が疲れているだけだと思っていたのですが、心療内科の先生から出たことばは、うつ病でした。
自分の中では、一番聞きたくない言葉でしたが、先生の口から事実を告げられると、少しほっとした自分もいます。
今は28日に1度、心療内科に定期的に通い、うつ病の薬を処方してもらっています。
心療内科に通う前は、別のかかりつけの内科で抗不安剤を処方してもらっていただけだったのですが、心療内科ではきちんとした薬を処方してもらっているので、精神的な安定感が違います。
心療内科に通う前に処方してもらっていた薬は、エチカームという薬です。
心が乱れたときに飲んでいたのですが、あまり効き目はありませんでした。
心療内科で処方された薬は、朝・昼・晩にトラフニール錠10mgと、ルボックス錠25と、ワイパックス錠0.5を一粒ずつ飲みます。
また、朝だけドグマチール錠50mgを追加で飲みます。
さすが専門の先生から処方された薬だけあって、効き目はバツグンです。
最初のうちは非常に眠く、辛かったのですが、なれてくると心が非常に落ち着いてきて、平常心をたもつことが多くなりました。
以前は不安になると、とことん落ちて非常につらかったのですが、最近は最悪の状況まで落ちることがなくなりました。
また、夜、睡眠障害も併発してしまい、夜の薬としてサイレース錠2mgとデパス錠0.5mgを服用しています。
心療内科に通う前の内科で処方してもらっていたのが、グッドミンだったのですが、あまり効き目はありませんでした。
今の薬は睡眠導入は効くのですが、4時間ほど寝たら起きてしまいます。
先生にもう少し長く寝たいのでもっと良い薬を処方してほしいと言っているのですが、現状が重めの薬だということで、
これ以上、効き目が強い薬は処方しずらいということです。
仕方がないので、最初の4時間はたっぷり寝て、2度寝は目を閉じている程度でやり過ごしています。
私はうつ病になった原因は、人間恐怖症が根底にあるのだと思います。
基本的に1人でいるのが好きなのですが、家庭や会社で人と触れ合っていることが苦痛です。
自分を偽って人生を送っている自分がいやになります。
それでも、家族というのは大事なもので、たまに家族に支えられて生きていると実感することもあります。
独身を貫いていたら、どこかで命を絶っていたかもしれません。
うつ病というのは完治しない病気です。
いかに心を平穏に保つかと言うことが大事です。
私も場合は定型うつ病なので、状態的にうつ状態が続きます。
薬でなんとか平常心を保っていますが、いつまでも薬に頼ることはできません。
いずれは薬を減らしていき、薬なしで過ごせるようになりたいと思っています。