産後うつ病になり、抗うつ剤・抗不安薬で治療中【体験ブログ】
レクサプロという抗うつ薬、リボトリールを抗不安薬に、マイスリーを睡眠薬に使ってます。
私は5年半前に第一子である娘を出産したのですが、その産後の入院中にうつ病を発症しました。
症状としては産後2日目ぐらいから、ちょっと自分がおかしくなったというような感覚が強く、ひどい不眠、食欲不振、全てのことに対する不安感などがあり、いても経ってもいられないような状態でした。
入院時に近くの心療内科を受診して、抗不安薬であるソラナックスを毎食後、レンドルミンを寝る前に処方してもらい、内服していました。
それを続けましたがなかなか良くならず、当初はマタニティーブルーということで一過性のホルモンバランスの乱れによるものだと思いましたが、赤ちゃんを抱えながら絶望感でいっぱいで「しんどい」「疲れた」「消えたい」という悲観的なことばかりを考えていました。
どうしても薬が効かないようなしんどさが続きました。
2週間後に心療内科を受診した際に、症状について訴えてルボックスという抗うつ薬も追加で処方されるようになりました。
ルボックス、ソラナックス、レンドルミンを内服して治療を続けてきましたが、どうしても薬が効かないようなしんどさが続きました。
毎日を辛い、辛いという気持ちで過ごし、でも自分には守らないといけない赤ちゃんがいるということで、必死で日常生活を送りこれ以上は沈むことはできないと思っていました。
家事、育児などは必死に他のママと同じようにこなすようにして、心から笑えるようなことはなかったです。
そんな日々が2年近く続いた時に、病院を違うところにかえて、薬の種類をかえてもらいました。
レクサプロという抗うつ薬、リボトリールを抗不安薬に、マイスリーを睡眠薬に使うようにしました。
この中でリボトリールは自分に良かったようで、少しづつ症状が治まっていくような感じがしました。
それでもまだ完治はしてませんし、変更後の薬は飲み続けています。
薬を飲みながら第二子を出産し、家族が増えて二人目の子がすごく無邪気で神経質な上の子とは違い癒しを感じるようになり、両方ともに可愛い我が子なのですが二人の違いおもしろいと思えるようになりました。
そのようになってから、大きく体調が良くなってきたように思います。
私がうつ病になっているのは考え方が自分を追いつめていることがあるので、考え方を少しづつ変えるようにも心がけています。
失敗しても良い、60%ぐらいの力で生きていく、このままで良いということを心掛け、頑張り過ぎないようにということを意識しています。
これからカウンセリングも取り入れていく予定で予約をしていますし、少しづつ完治を目指していけたらと考えています。
私の症状に対して夫、母親など身近な人の理解が全くなく、孤独で孤独で仕方ありませんでした。
心の病気はなった人にしかわからない辛さがあるので、「気持ちはわからないけれどもしんどいんだね」など受け止めて寄り添ってもらえるだけでだいぶ違います。
周りの人が寄り添ってくれることを求めましたが、なかなか体の病気と違って「大変だね」「体調はどう?」という風に言ってもらえませんし隠しておかないといけないように感じでオープンにできません。
そういったことも辛いなと感じました。